質問
音声にエコーが発生します。
回答
まず、エコー発生源の拠点を特定してください。
- 全拠点でマイクを OFF にします
- 一拠点だけマイクを ON にして発話します
- エコーが発生しなければ再び全拠点マイク OFF の状態に戻します
- 別拠点で手順2.~手順3.を繰り返し行います
以上の手順を繰り返すことでエコー発生拠点を特定できます。
【CASE 1.】エコーキャンセルが機能していないユーザーが会議に参加している
■使用中の音声デバイスにエコーキャンセル機能が搭載されていない
エコーキャンセル機能が搭載されていないタイプの音声デバイスをご使用の場合、エコー発生の原因となることがあります。
V-CUBE コラボーレーション 付属の『ソフトウェアエコーキャンセラ』を ON にしてください。
■使用中の音声デバイスにエコーキャンセル機能が搭載されている
エコーキャンセル機能が搭載されているタイプの音声デバイスをご使用の場合は、音声の入出力音量がそれぞれ大きくなりすぎていないかをご確認の上、『音声・映像チェックツール』の [音声入力デバイス] [音声出力デバイス] から入出力レベルを調節します。
それでもエコーの発生が改善されない場合、 V-CUBE コラボーレーション付属の『ソフトウェアエコーキャンセラ』を ON にしてください。
ソフトウェアエコーキャンセラの設定
(1)『設定ツール』を起動し、[ビデオ会議設定] タブを選択します。
(2)『3 音声入力設定』項目内の [3.10 ソフトウェアエコーキャンセラ] を [利用するに設定]します。
(3)[適応] ボタンをクリックして設定変更を確定させます。
(4) 会議中の音声にエコーが発生するか否かを確認します。
【CASE 2.】特定の音声デバイスの仕様に依存している
『YVC-300』や『YVC-1000』などの音声入出力デバイスでは初回接続時のデフォルト音声入力レベルが 100 となっており、エコーが発生する場合がありございます。
音声入出力デバイスが正しく設定されているのにも関わらずエコーが発生している場合は、目安として入力を 40 程度、出力を 70 程度に設定して解消するか否かお試しください。
発生拠点を特定する時間的余裕が無い場合の暫定対処法
発話する拠点以外のマイクをOFFにしてください。
一斉ミュート機能
主催者のみの機能として『一斉ミュート』あります。
この機能を利用すれば主催者以外の会議参加拠点を一括してマイクOFFにすることが可能です。
機能実行後、発話したい拠点は改めてマイクをONにしてください。
ただし『資料の公開』中の参加者は一斉ミュート対象外となります。
また主催者がミュート中の参加者のマイクを強制的にONにするという機能はありません。
実行方法
- 操作パネルの [MENU] ボタンから [操作制限] > [一斉ミュート] を選択